アパレルブランドがこぞってコラボする!『Fruit of the Loom』て?

ファッション

こんにちは!福岡のアパレル会社で働くmocchiです!

最近アパレルショップで、このフルーツマークがついた商品が並んでいるのをよく見かける気がします。

例えば、有名なセレクトショップ《BEAMS》や《FREAK’S STORE》

FRUIT OF THE LOOM×BEAMS BOY / 2pcs-T ¥3520

さらに、芸能人もよく着用しているファッションブランド《AULA AILA》までコラボしています。

人気のアパレルショップやブランド達がコラボしている、このフルーツマークのブランドはなんだ!?気になったので早速調べてみました!

『Fruit of the Loom』(フルーツオブザルーム)とは

『Fruit of the Loom』の概要

「Fruit of the Loom」『フリー百科事典 ウィキペディア(Wikipedia)』

フルーツマークが特徴的なこのブランドの名前は『Fruit of the Loom』(フルーツオブザルーム)。アメリカ・ケンタッキー州に本拠地を置く、世界有数のベーシックアパレル/アンダーウェアメーカーです。なんと170年以上の歴史を持つ老舗ブランド。

古くからアメリカ人の生活に溶け込み、ブランドのアイコンでもある果実のロゴを知らないアメリカ人はいないとまで言われているそうです!

原点にまでさかのぼると、ベンジャミンとロバートという兄弟が、1851年に米国ロードアイランド州に綿生地を取り扱う会社を設立したのが始まりとされています。

果実のロゴはどうやって生まれたのか

ロバートの友人の娘が、リンゴのラベルをデザインし、2人の会社が生産した綿生地に貼り付けた所、人気が出たんだとか。

その後、1893年のシカゴ万博に参加する為、それまでオリジナルのリンゴに加え様々なフルーツの絵を使っていたのを標準化。リンゴ、2種類のブドウ、スグリ(ジャムやシロップ使われる小さい実、カシスなどはスグリ科の一種)を選び『Fruit of the Loom』のロゴとしました。このロゴデザインは、2021年の現在に至るまでほぼ変わっていません。

HISTORY – Fruit of the Loom Japan

ブランド名とフルーツの関係

ブランド名に入っているルーツは「織り機」のこと。そしてフルーツは「成果・実を結ぶ」という意味があります。2つ組み合わせると、「自社が製造する織物で成功する!」という意気込みが感じられます。

『Fruit of the Loom』製品の魅力

米国産の上質なコットンを、惜しみなく使った生地も魅力的ですが、私が1番惹かれたのは、フルーツ染めを取り入れているという所!全てのカラーではないですが、イエローやグリーン、パープルといった色の物は、果実から抽出した染料にわずかな化学染料を足し、鮮やかな発色を実現しています!

フルーツのような水々しいカラーで染められたTシャツは、少しムラのある味わい深い色合い!

ちなみにフルーツ染めを行っているのは、なんと日本の工場なんだとか。アメリカ発のブランドが意外なところで、日本と繋がっていたなんて驚きです!

最後に

今まで、「なんか良く見るな〜」と思っていたフルーツマークが特徴的なブランド『Fruit of the Loom』。「フルーツ染め」で日本と繋がっているなんて自然と親近感が湧いてきます!

記事を書き始めてから、このブランドのアイテムが欲しい気持ちがどんどん高まっています。早速ゲットしに買い物に行こうと思います!

福岡県のとある田舎在住。
約2年間天神のセレクトショップで販売を経験。
メンズのアイテムを使ったユニセックスなコーディネートが好き。
趣味はホラー映画鑑賞とゲームに漫画。

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