実は奥深い!“チェック柄”の種類と歴史

ファッション

こんにちは、アパレル会社で働くmocchiです!

秋冬シーズンになると、特に街中でよく見かけるようになる“チェック柄”。毎年、多くのブランドから様々なチェック柄のアイテムが展開されていますよね。

そんなチェック柄ですが、一言に「チェック」といっても色々な種類があるんです。

という事で今回は、チェック柄の種類やその歴史についてご紹介したいと思います!

基本的なチェック柄 5種類

この記事では、よく見かけるチェック柄を5つに絞って、ご紹介していきます。みなさんは、どのチェック柄アイテムを持っていますか?

『タータンチェック』

『タータンチェック』 とは、色や太さの違う帯を複数重ね、綾織りにして構成されたチェック柄です。色、太さ、並べ方などを変えることによって、様々な表情のデザインにできるのが魅力の1つ。

そして、そんなタータンチェックが生まれたのは“スコットランド”と言われています。

冬の寒さが厳しい土地が発祥のため、このチェック柄はマフラーや手袋など、冬のアイテムで見かける事が多いのでしょう。

お洒落なネームが目印で、スコットランド発祥のツイード生地ブランド「Harris Tweed」などの生地にも、このタータンチェック柄が多くみられます。

『ギンガムチェック』

『ギンガムチェック』 とは、白色などの基本的に薄い地色に、単色の帯を格子させたチェック柄の事。主に、縦横とも同じ太さの縞模様で構成されています。

名前の由来は、格子縞(碁盤の目のように縦横に筋を現わした模様)の綿織物をさすマレー語(gingang)、フランスの地方名ギンガン(Gingamp)から来たなどと言われており、諸説あるようです。

爽やかな印象があるチェック柄なので、春夏アイテムでよく見かけます。

『アーガイルチェック』

『アーガイルチェック』 とは、ダイヤ型の模様と、斜めに入れた細い線で構成されたチェック柄のこと。

元々はスコットランド・アーガイル州のキャンベル家(Campbells of Argyle)のタータンチェックから派生した柄だと言われています。今ではこのダイヤモンド格子を総称して、アーガイルチェックと呼ばれるようになりました。

アーガイル柄が広まるきっかけは、ロングソックスからだったとされているため、靴下やストッキングなどにこの模様が使われているが多いです。

『グレンチェック』

『グレンチェック』 とは、千鳥格子とヘアラインストライプ(細かい縞模様の細かい格子)を組み合わせた柄のこと。遠目からは分かりにくいかもしれませんが、よ~く見ると小さな千鳥格子がデザインされています。

こちらの名前の由来は、スコットランド・アーカートという地の峡谷(スコットランドやアイルランドで「グレン」は「峡谷」を意味する)で作られていた事から、グレンチェックと言われるようになったそうです。

基本的にグレーや黒、ベージュなどのベーシックカラーを中心に構成されており、コーデに取り入れると、上品な印象を与えられます。そのため、ジャケットやスーツに使われる事が多い柄でもあります。

『ブロックチェック』

『ブロックチェック』 とは、主に正方形で濃淡の違う2色を交互に配置した柄の事を言います。

”鬼滅の刃の炭治郎”が身につけている衣装にも、このブロックチェック柄が使われているので、ここ数年で特に良く見かける事が多くなった柄だな~と感じています!

日本では「市松模様」と呼ばれており、その由来は江戸時代に溯ります。江戸時代・中期、歌舞伎役者の佐野川市松(さのがわいちまつ)が、白と紺の正方形を交互に連続させた衣装の袴を着ると、当時の女性の間で大流行しました。それ以来、その柄を市松模様と呼ぶようになったんだとか。

しかしながら、実はこの柄は古墳時代の遺跡から出土した埴輪や、奈良時代に正倉院に納められている染織品からも見る事ができるため、日本人が古くから大事にしてきたチェック柄だと言えそうです。


皆さんは、どのチェック柄が好きでしたか?

こうして見てみると、イギリス・スコットランドが発祥となっているチェック柄が多いですが、ブロックチェックなど、日本と繋がりが強いチェック柄もあるようです。

ここで紹介したチェック柄は、ほんの1部。

まだまだ奥が深い柄なので、ぜひ皆さんもお気に入りのチェック柄がどんな経緯で今日まで使われるようになったのか、ぜひ調べてみてくださいね♪

福岡県のとある田舎在住。
約2年間天神のセレクトショップで販売を経験。
メンズのアイテムを使ったユニセックスなコーディネートが好き。
趣味はホラー映画鑑賞とゲームに漫画。

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