【博多】「竹尾・福岡見本帖」で開催中!「BOOKS 水戸部 功×名久井直子」巡回展

イベント

こんにちは。

子供の頃から漫画をはじめ雑誌や文庫など様々な《本》が大好きですが、数年前から“箔押し”など表紙印刷にも興味を持ちはじめたochiです。

興味を持ちはじめたと言っても、福岡では印刷やデザイン系のイベントや展覧会は少なく、日常でなかなか印刷技術に触れる機会もないため、印刷やデザインの本に触れてみたり本屋さんでたくさんの本やその装丁を眺めては心の中でワクワクする、、、という密かすぎる趣味として楽しんでいました。

しかし!先日、“本の装丁”をテーマにした展覧会が福岡でも行われるという情報を発見!

その会場である、「株式会社竹尾」《福岡見本帖》へ行ってきました。

「株式会社竹尾」福岡見本帖

こちらが博多にある“紙”の会社「株式会社竹尾」

東比恵駅から徒歩9分ほどで到着します。

普段はなかなか訪れないエリアだったため、ここに展覧会をするような会場があることも、“紙”の会社があることも知らなかったのですが、地図を見ながら訪れるとまず会社の大きさにビックリ!!

それもそのはず、「株式会社竹尾」創業から120年以上続く老舗の“紙”を扱う専門商社

本社は東京ですが福岡支店も40年前からあり、この会社の中に今回の展覧会の会場《福岡見本帖》があります。

大きな社屋に驚いていたらうっかり入口を通りすぎてしまいましたが、門の前には今回の展覧会ポスター!

壁の貼り紙に沿って歩けば、迷うことなく2階にある《福岡見本帖》へ辿りつきました。

というわけで、こちらが《福岡見本帖》

元々こちらの「見本帖」は竹尾の特殊印刷用紙「ファインペーパー」に触れオーダーなどができるスペースとのことですが、今回はスペース全てが展覧会仕様となっていました。

「BOOKS 水戸部 功×名久井直子」巡回展

そして今回訪れるきっかけとなった展覧会というのが、「BOOKS 水戸部 功×名久井直子」巡回展

装丁の分野で長く活躍されている装丁家・水戸部さん、名久井さんお2人のこれまでのお仕事から、それぞれ30冊を自選され、その素材や加工、デザインなどをじっくりと楽しめる展覧会です。

会場はそんなに広くはないもののスッキリとしていてゆったり鑑賞しやすいスペース♪

また、向かって右側が水戸部さんの作品、左側が名久井さんの作品と、それぞれ分けて展示されていたのでお2人の手法の違いも自然と感じられました。

水戸部さんのデザインは、ご自身で表紙の写真を撮られたり帯をカットしたりと、その世界観を本にするための手法やアイデアが幅広く、そんなことを考えつくのか!とビックリすることが多かったです。

名久井さんはパッと見てワクワクするものが多く、ジャケ写買いならぬ装丁買いの方も多いのでは?と思うデザイン。私自身も好みの資材や印刷がわかるきっかけにもなり、実際に本を入手して絵画のように本棚に飾りたくなりました。

特に、水戸部さんは「ハイドロサルファイト・コンク(著者:花村萬月)」、名久井さんは「藤子・F・不二雄 SF短編集 コンプリートワークス(著者:藤子・F・不二雄)」のデザインが印象的!

展示の本に触れることはできませんが、表紙や本文ごとにそれぞれどんな紙を使い印刷しているかの詳細を知ることができます。

そして見本帖とは別のスペースでは、展示されていたものの中から実際に手にとって触れることができるコーナーも!

専門的な知識はないため見て観察するだけではよく分からないものも多かったですが、こうして実際に手で触れることができると、その紙の厚みや質感などの違いを感じれて気持ちがとっても高まりました。見本帖内の展示はお写真OKだったので、実際に触りながらこの紙はこんな紙の名前なんだなと覚えたり、、、た、楽しい〜〜〜!!!

また映像コーナーもあり、今回展示している60冊全てのデザインについて、水戸部さんと名久井さんのお2人が交互に解説される動画も視聴できます。(全て視聴するには3時間超えという大ボリューム!)

展示だけでは分からなかった、そのデザインに辿りつくまでの過程や想いを知ることができ、何よりお2人ともとても楽しそうに1つ1つの本について語っているのが印象的でした。本とその紹介する手元を映しているだけの映像にもかかわらず、お互いの本に対しても関心と敬意を感じるトークで、ちょっとだけ観るつもりが気づけば最後まで見てしまうほど夢中になりました!


いかがでしたか?

今日は本好き大満足の展覧会!「竹尾・福岡見本帖」で開催されていた「BOOKS 水戸部 功×名久井直子」巡回展について紹介しました。

正直に言うと、装丁をたくさん観れる!!という気持ちだけで、お2人についてあまり知らないまま訪れてしまったのですが、展示されている本を観ていると見覚えのあるものばかり。本屋で印象的だったアノ本もコノ本の装丁も貴方でしたか!!と驚きとともに、お2人の凄さを身をもって体感できる展覧会でした。

そして何より、地元福岡にこんな会社がありこんなにも好みの展覧会が行われていたことを知れてとっても良かったです♪

「BOOKS 水戸部 功×名久井直子」巡回展の開催期間は、

2024年5月20日(月)〜6月28日(金)

気になった方はぜひ訪れてみてくださいね♪

住所福岡市博多区豊1丁目9-20
株式会社竹尾
営業時間9:00〜17:30
定休日土、日曜日