西日本初!入場料がいる本屋《文喫》とは? 前編

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こんにちは!ochiです!

昨年、岩田屋からリブロが撤退し、天神駅近辺の本屋がまた減ってしまったと嘆いていたのも束の間、なんと西日本初の本屋さんが新たに誕生しました!

というわけで、今回は私とmocchiさんで、《本&本屋さん好きにオススメしたい!》岩田屋本店の本館にある《文喫(ぶんきつ)福岡天神店》を紹介します。

文喫とは?

元々は上の写真のように本館1階でポップアップをしていた時に気になった《文喫》。

岩田屋にオープンしたのは今年の3月末で、東京の六本木店に続き2店舗目です。入場料のある本屋としてネットニュースでも話題となった文喫ですが、その正体は《本と出会うための本屋》!

フツーの本屋との1番の違いは、約3万冊もある本の中からしっかり中身を見て、じっくり選んだ上で購入ができる点です。

コワーキングスペースとも図書館ともフツーの本屋さんとも違う!新たなスタイルの本屋さんが《文喫》です!

料金は?

気になる料金ですが、文喫の入場料は

大人:平日→1,650円、土日祝→1,980円

小・中学生→全日550円

小学生未満→無料

学IWATAYA会員→無料(受講日のみ)

平日に約半日利用してみた一個人の感想としては、“「高くない」とは言えないけれど、それ以上の価値はあるし、また利用したい!”です。

何度も行ける料金ではないですが、集中して本を楽しめる上に、Wi-Fiや充電器もあります。ただ目的の本を買いに行くだけだと入場料を払うのは高いと思いますが、沢山の本を読みたいためや、作業もしたいという理由であれば《ネットカフェ》《コワーキングスペース》と比べてもコスパが高いと思いました。。

更に夜(16時以降)からの入場である《ナイトクルージング》では全日入場料が770円という、とてもお得なプランもあります!次はこれで体験してみたい!

ちなみに受付コーナーの手前には無料エリアがありますので、雑誌などは入場料を支払わずに購入ができます。

文喫定期券

本屋に通うこと・読むことが好きな人には、私ももう少しセレブな大人になれたら買いたい!《文喫定期券》もあります!

通常プラン(平日のみ)→11,000円

ナイトクルージングプラン(平日16時〜20時)→5,500円

なるほど…(手が出せない)と思ったのですが、文庫本や専門書は1,000円以上はするので、ひと月に10冊も読めばすぐに元が取れる…!!

ナイトクルージングのプランであっても16時から入れば充分1冊は読めそう!

運動が苦手な私からすると、これはスポーツジムに匹敵する文化系のジムだ!!!と衝撃を受けました。仕事終わりに通いた〜い!

収入が増えた暁にはぜひこちらも利用してみたいものです…!

お会計を終えると1人1つ、《初恋ピンク》色の入場バッジをもらえます。(定期券の方は百貨店店舗ならではの《あずき色》だそうです!)

これを分かりやすい所に身につけて、帰る際に受付で返却すればオッケー。

バッジの裏には店内で使えるWi-FiのIDとパスワードがあり、ネット環境も抜群でした!

人気の話題書からコアな専門書まで揃う本棚

大まかなジャンルごとに分かれ、上から下までぎっしり詰まった本棚には計約3万冊の本が!そしてここにある本は全て読める&購入可能です!

何と言っても広く数が膨大な為しっかり見るには時間が全く足りませんでしたが、新しい本が多いところがとても良い!と思いました。

特に気持ちが上がったのがファッションの棚で見つけた《ファッションインジャパン 1945〜2020 流行と社会》の本。

こちらはまさに今、東京で展覧会をやっている、そしてコロナ禍でなければ行きたくて目をつけていた《ファッションインジャパン》〜〜〜!!!の公式図録!!!

コロナだし行けないな…そして買うには少々お高いな…と諦めていたので、見つけた時はとても嬉しかったです。こうやって今注目の新刊も好きに読めるのは嬉しい〜!

あとはアラサーアパレル店員の9割は読んでいる(と私は思っている)漫画「ご近所物語」や「Paradise Kiss」など、漫画の完全版も揃っていたのも個人的に嬉しいポイントでした。

選書サービス

しかしそんなに沢山の本があるとどれを選べばいいのか迷ってしまいそう…そんな時も大丈夫です!

7月10日からは、スタッフの方が希望に合わせて本を選んでくれる、六本木店でも人気の《選書サービス》も開始されました!(ギフトチケット1980円+選書料3300円)

これは友達などの誕生日とか、ちょっと洒落たプレゼントに良さそうです。


いかがでしたか?入場料のある本屋として話題の《文喫》。他にも喫茶室や児童書コーナーなど、紹介しきれてないオススメポイントがまだまだ沢山あります!

というわけで、後半は《80‘sカルチャー》本や《サプール》の本を夢中で読んでいたmocchiさんに《文喫》の紹介をしてもらいたいと思います!

《後半》もお楽しみに♪