この違い説明できる?間違いやすいファッション用語・アイテム(1)〜インナー編〜

ファッション

こんにちは!アパレル会社で働くmocchiです。

次々と流行が移り替わるファッション業界。必然的にファッション用語も新しい物が生まれたり、同じようなアイテムでも時代によって呼び名が変わったりします。

アパレル関係で仕事をしていると、より多くのファッション用語を耳にしますが、お恥ずかしながら明確に説明できない…といった用語も少なくありません。

このシリーズの記事では、基本的だけど意外と間違いやすいファッション用語・アイテムの違いを説明しようと思います。これからの服選びや、アパレル会社で働いている方は接客などの参考になれば幸いです!

意外に間違いやすいファッション用語・アイテム

第1回である今回は暑い季節はもちろん、寒くなってきてからも重ね着してオシャレを楽しめるファッションアイテム『タンクトップ』『キャミソール』『ノースリーブ 』の違いをご紹介します!

それぞれの違いとは?

タンクトップ

タンクトップは、袖がなく首元が広く空いているものを指します。

肩紐と身頃部分が1枚の生地で繋がっており、競泳用水着のタンクスーツに似ていることから、こう呼ばれるようになったんだとか。

確かに改めて見てみると、首元の部分が競泳水着に似ていますね!

キャミソール

フランス語が語源となっているキャミソールは主に女性用に用いられ、細い肩紐とデコルテが大きく見えるデザインが特徴です。

下着に分類されるアイテムですが、最近はオシャレでファッション性が高い物も多く、キャミソールワンピース(キャミワンピ)などはトレンドアイテムの1つとなっています。

ノースリーブ

ノースリーブは「ノー(ない)、スリーブ(袖)」という意味で、その名の通り袖がないトップス全般を指す用語です。

例えば襟付きであったり、首元が詰まっていてもそれらはノースリーブと呼びます。

したがって、 タンクトップとキャミソールは ノースリーブという大きなカテゴリの中に含まれると考えていいでしょう。

ちなみに、ノースリーブは和製英語で日本でしか通じません。英語では「スリーブレス(sleeveless)」というので、海外の方に接客する時や、自分が外国でショッピングする際は気をつけたいですね。

まとめ

それぞれの違いは分かったでしょうか?

簡単にまとめると、以下のようになります。

  • 袖がなく、首元が広く空き、肩紐部分が独立していないタンクトップ
  • 袖がなく、細い肩紐、デコルテが大きく見えるデザインキャミソール
  • 袖がないトップスノースリーブ

少々判断がしにくいアイテムもありますが、基本的な事を抑えておけば接客やアイテム探しに便利です。

これからもこのブログでは、間違いやすいファッション用語・アイテムの違い説明した記事を、定期的にアップしていく予定です。

次回もお楽しみに!