個性溢れる妖怪達が集合!『妖怪展』

イベント

こんにちは!妖怪好きのmocchiです。

妖怪好きとしては見逃せないイベントを発見しました!その名も『妖怪展』。早速ですが、開催初日に行ってきましたので、気になった作品の数々をご紹介します。

『妖怪展』〜8人の作家が描くユニークな妖怪たち〜

住所福岡県福岡市中央区天神一丁目1番1号
アクロス福岡2F
メッセージホワイエ
時間10:00〜18:00
期間2021年7月5〜

展示場所はアクロス福岡の2階。メッセージホワイエという所に作品が飾られています。

出展者はUranoさん/上原功暉さん /幸尾螢水さん /Junichiさん/谷口富さん/谷口亮さん/森信也さん/萬徳さんの8名。プロ・アマチュア問わず様々な作品約30点が並びます。

妖怪大好き!mocchiが気になった作品

幸尾 螢水(こうお けいすい)さんの作品

幸尾 螢水さんは、長崎出身。退職したのちに念願の絵画生活を始められました。“想像で生まれる世界が好き”(公式ホームページより)ということから、作品を拝見する限りおとぎ話の世界のような幻想的な雰囲気の作品が多いです。

妖怪展では“猫娘”や“人魚”、また“かぐや姫”や“羽衣”など「え、妖怪なの?」と思えるような物を描いた作品もありましたが、確かに竹から生まれたかぐや姫も、天女が身につけている羽衣もよく考えると妖しい存在である事は間違いありません。

作品は浮世絵のような雰囲気で、品のある女性達の表情や着物・背景の鮮やかな色使いに目を奪われます。妖怪の“妖”には「あやしい」という意味の他に、「人を迷わすように艶かしい」という意味もあります。その言葉通り、私は幸尾さんが描く妖怪達の美しさに見惚れてしまいました。

谷口 富(たにぐち ゆたか)さんの作品

この展示会のビジュアルにもなっている作品を描いたのは、谷口豊さん。福岡市在住のイラストレーターです。ユーモラスで可愛らしい猫や犬の作品、デフォルメを効かせた有名人のイラストなど、どこか遊び心のある作品が魅力的です。

ちなみに息子さんは、東京オリンピック・パラリンピックの公式マスコットキャラクターを生み出した谷口亮さん。この展示にも作品を出展されていましたが、2人の作風の違いにびっくり!!

息子・谷口亮さんの作品

富さんが描く妖怪は、不気味で血が滴っていたりとおどろおどろしい雰囲気です。しかしながら、しばらく見ているとブルドックをデフォルメしたような顔でブス可愛い。添えてある文も含め、思わずクスッと笑ってしまうような、ユーモア感漂う妖怪達です。

上原 功暉(うえはら よしあき)さんの作品

上原功暉さんは福岡市在住の画家。公式サイトでは、主に人物のデッサンや人の顔を描いた作品を見ることができます。独特な色使いと勢いのある力強いタッチで描かれた作品の数々は、言葉で言い表すことは難しいですが、何か心に響くものがあります。

今回出展された作品は3つありましたが、特に私の印象に残ったのは“影男”と“天邪鬼”。2作品とも写実的な絵ではないですが、目がとても不気味〜〜!!リアルな人間に睨まれるより、よっぽど怖いです。特に、画像2枚目の“天邪鬼”がホラー映画「IT」に出てくる、殺人ピエロみたいで背筋がゾクッとしました。

人間は「怖い」と感じると体温が下がるそう。家には飾りたくはないですが、感じた恐怖で夏の暑さを吹き飛ばしてくれそうです。今回の展示品の中で私が一番怖い!と感じたのが上原さんの作品でした。

残念ながらこの妖怪展は終了していますが、ネットに作品を掲載されている方もいらっしゃるので、気になる妖怪がいた方はぜひチェックしてみて下さい!

皆さんはどの妖怪が気になりましたか?

日々生活をしている中で「あれ、不思議だな」と思ったことはありませんか?それはもしかしたら妖怪の仕業かもしれません…。

イラストで見るとどこか微笑ましくも見える妖怪達ですが、実際に目の前に現れたら…私なら怖くて全力で逃げ出します。

夏の涼しさを和らげる方法はいろいろありますが、今年は怪談・ホラー映画・肝試しそして“妖怪”など怖いもので、涼を取り入れてみてはいかがでしょうか?

福岡県のとある田舎在住。
約2年間天神のセレクトショップで販売を経験。
メンズのアイテムを使ったユニセックスなコーディネートが好き。
趣味はホラー映画鑑賞とゲームに漫画。

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