皆さん、こんにちは!アパレル会社で働くmocchiです。
先日、人生で初めて《福岡アジア美術館》に行ってきました!!というのも、ここで『怪物たちの時代』という展覧会が開催されていたからなんです。
妖怪やら心霊やらが好きな私は、行かないわけには行きません!
という事で、今回はその展示会の様子も含め、《福岡アジア美術館》の魅力をお伝えしたいと思います。
美術館の概要
福岡アジア美術館とは
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住所 | 〒812-0027 福岡県福岡市博多区下川端町3-1 |
営業時間 | 9:30〜19:30 (金・土のみ20:00まで) ※時間変更の可能性あり |
定休日 | 水曜日(祝日等の場合は翌平日に振替)、12月26日~1月1日 |
1999年に誕生した、世界で唯一のアジア近現代美術専門の美術館。
アジア近現代の美術作品を、系統別に収集・展示しており、アジアの「いま」と出会うことができます。
アジアから美術作家や研究者を招待し、滞在制作やアジア研究、ワークショップ、パフォーマンス、講演会などの活動も行っているそう。
美術館自体は無料で入れますが、ギャラリーによっては入場料が必要となります。
魅力①アジアの近代美術作品に触れる事ができる
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ギャラリー観覧時間 | 9:30~18:00 ※入室は30分前まで (金・土のみ20:00まで) |
アジアギャラリー 入場料 | 一般 200円 高・大生 150円 中学生以下 無料 |
アジアギャラリーという場所では、数々のアジア近代美術作品を鑑賞する事ができます。
驚いたのは、そのエリア内の広さと作品の量!かなり広大な面積で1つ1つ作品を見ていくと、あっという間に時間が過ぎ去ってしまいます。
展示物の系統ごとに分かれているので、素人の私でも分かりやすく作品の鑑賞ができました。
個人的に気になった作品を、少しだけ紹介させてください!!
中国商業ポスター
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当時、知的な中国古事などが描かれたポスターもあったようですが、絶大な人気を誇ったのは画像のようなモダンガールだったようです。
最初は、タバコ会社などが宣伝のために制作し、カレンダーを付けて配っていましたが、人気が出るにしたがって、出版社が女性のイラストだけを鑑賞用として印刷・販売するようになったんだとか。
レトロなポスターデザインが好きなので、よくネットで画像を見ているのですが、髪型や服の着こなし、背景などは日本のそれとはまた違い、比べてみると面白い!!
社会的なメッセージを伝える作品
戦後、アジアでは不安定な情勢からか、社会的な問題をテーマにした作品が多く制作されました。
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画像の作品は、鋭い刃物や水牛のなどを組み合わせ、世界の支配者の椅子をイメージして造られたと言います。
よく見ると、ひじ掛けは刀になっていて、とても痛々しい感じ。権力の座が、いかに武力によって支えられているか告発しているそうです。
純粋に美しさを描いた風景画や人物画なども、もちろん素敵ですがこういった社会的メッセージも訴えることできるのが、芸術の凄さや魅力なんだと思います。
芸術の様々な可能性を感じますね。
お目当ての『怪物たちの時代』の様子
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発見しました!『怪物たちの時代』!こちらの展示は、アジアギャラリーの中の一部で公開されていました。
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画像は展示されていた展示品の1つ「官僚主義」という作品。作者はインドネシア出身のダダン・クリスタントという人物です。
一見すると、おどけた表情がコミカルな作品ですが、実はインドネシアの独裁政治を痛烈に批判した作品。
彼の生い立ちや、当時のインドネシアの社会情勢を知るとまったく違った見方ができます。
魅力② ミュージアムショップ
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ここでは、アジア美術館のオリジナルグッズや雑貨、展覧会の図録などを見ることができます。
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気になったのは「チマンラール」というお店が造った美しい紙。インドの商都ムンバイで高級紙を製造・販売してきた「チマンラール」は、インド中のセレブを魅了しているそう。
オリエンタル柄の煌びやかな紙の数々は、見ているだけでも楽しくなります。
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他にも水牛の角アクセサリーなど、アジア各国のカラーを色濃く表したグッズ達が、ずらりと並んでいます。
魅力③ アートカフェ
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アート・カフェ・読書が楽しめるオープンスペースもあります。解放感抜群で、アジアやアートに関連する本や雑誌は約1万冊あり、閲覧だけならなんと無料で可能です。
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今回利用はしませんでしたが、カフェではジャコウネコで有名な希少コーヒー「コピルワック」や、中国の茶葉など多彩なドリンクを味わえます。
また、フードメニューもあったのでランチとしても利用できそうでした。
人も混みあってなく、とても落ち着いた空間だったので、人混みが苦手な方は意外に穴場なカフェだと思います。
いかがでしたか?
今まで美術館というと、どうも敷居が高いイメージがありましたが、アジア美術館は入場料もお手頃で非常にカジュアルに芸術に触れることができるなぁと思いました。
地下鉄・中洲川端駅から、直結で行くことができるのでアクセスもバッチリ。「街中で気軽に立ち寄れる美術館」といった感じのとても素敵な美術館です。
芸術の秋に、皆さんもぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?