ホラー映画好きがオススメする“人怖ホラー映画”

その他

こんにちは!皆さんGWはいかがお過ごしでしょうか?私は、ホラー映画鑑賞というなんともインドア派なmocchiです。

ホラー映画というと様々なジャンルがありますが、私が特に好きなのは人間の狂気を描いた「人怖」なホラー映画。幽霊よりも、生きてる人間の方が怖い!という事で、今回は身近に起こりそうな恐怖感とスリルが味わえるオススメ“人怖ホラー映画”のあらすじと見所をご紹介します。※見所ではネタバレも含むので注意してください!

オススメ“人怖ホラー映画”

レザーフェイス

あらすじ

誕生日にチェーンソーをプレゼントするような、異常な殺人一家の家に生まれたジェド。ある事件をきっかけに更生施設へ送られ、収監されます。ある日、様々な出来事が重なりある1人の少年に強いられて施設を脱走してしまいます。これからジェドに待ち受けている運命とは!?

感想と見所

この映画は「悪魔のいけにえ」という映画の続編らしいのですが、見ていなくても別物として全然楽しめる作品でした。

ジェドは真の殺人鬼になってしまうのか

猟奇的な家族と共に暮らしていたジェドですが更生施設に移ってからは友人のバドや、転勤してきた看護師リジーのことをかばったりと、とても心が優しい少年。俳優さんの顔も個人的にタイプだったので、彼には幸せになって欲しかったのですが、最終的に一家とおなじ殺人鬼に変貌してしまうので大変ショックを受けました…。まぁ、振り返ってみると家族に殺しを教えこまれたり、施設では酷い扱いをうけ、脱出先では唯一の友人バドを殺されたジェドなので、そんな彼が人生に絶望するのも、無理はないかと思います。

印象的だったのは、終始かばい続けていたリジーの首を彼がチェーンソーで切り落とそうとするシーン。彼が真の殺人鬼になるのか、ならないのかがそのシーンで決まるので一番ハラハラした場面でした。ここでリジーを殺めなければ、まだ救いようはあったのですが、結局のところ殺してしまうので、殺人一家としての宿命からは逃れられなかったのかもしれません。

ジェドと美人看護師リジーの関係性

更生施設へ新しく赴任してきた看護師リジーは、真剣また親切に一生懸命に施設の生徒達に接していました。ジェドは彼女のそんな姿に惹かれ、徐々に心を開いていきますジェドが彼女を命懸けで助けるシーンなんかは、まるで恋人を救う彼氏の様でとってもかっこいいんです

そんな男らしい姿を見せたかと思えば、脱出中にレストランに入った際に「君とはもっと他の形で食事したかったよ」なんて言うセリフを、リジーに幼い子供のように弱々しく言うんですね。割と直ぐに映画の登場人物を好きになってしまう私ですが、この映画ではそんな彼のギャップにやられました。ジェド推しの私が、彼の恋の応援を密かにしながら鑑賞した事もありますが、二人が結ばれるのか結ばれないのかという視点から見ても面白かったです!

グリーン・インフェルノ

あらすじ

人権問題に興味を持つジャスティンは、同じ大学に通う学生の紹介で、人権運動のサークルに参加します彼らは、あるジャングルでの資源開発で先住民の暮らしが脅かされるのを防ごうとしていました。何とか資源開発を阻止することに成功したジャスティン達でしたが、不運な事に帰りの飛行機が墜落し、アマゾンの奥地に投げ出されてしまいます。命こそ助かったジャスティンと数名の学生達でしたが、なんとそこは食人を習慣とする民族の居住地だったのです。

感想と見所

久々に目を背けたくなるほどのグロテスクな映画を見た!そんな感じの映画でした。続編を匂わせる終わり方が上手く、続きが公開されるのが待ち遠しいです。

作り物と分かっていても…

とにかく残酷な描写が終始登場します!グロテスクさでいうと、今回紹介する映画の中では断トツでトップです。人を主食としている民族の様で、捕まえたジャスティン達の目玉を取ったり肉を切って焼いたり、断面図も普通に見えます。無邪気な可愛らしい子供の民族がこれを美味しそうに食べるのですが、それがまた怖さと不気味さを増幅させすごく印象に残ります

忘れられない映画の1つとなるくらい、インパクトのある映画ですが、見た後は暫く肉を食べられなくなるので注意が必要です。食欲が無くなるので、ダイエット中の方にはオススメ。(笑)

実際にいるかもしれない食人族

映画の中だけの話ではなく本当にこの民族がいるかもしれないと、思わせるのもこの映画の恐怖ポイントの1つ。もし、自分が海外のジャングルなどにバカンスに行き、謎の民族に捕まったらどうしよう…と自分に置き換えてみると更に恐怖が膨らみます。

実際未だに、未開の民族は多数いるらしく彼らが人を主食としていたっておかしくありません。むしろ、原始的な方法で暮らしている事が多い未開の民族ならば、動物や植物の食事だけでは、 食糧難になる可能性も高いでしょう。現実でも、人肉を食べる事が当たり前の民族が大半をしめているかも…。

ゴーストランドの惨劇

あらすじ

シングルマザーのポリーンと双子の娘達は、相続された叔母の家に向かっていました。姉のヴェラは、自由奔放で活発ないわゆる今どきな少女。一方妹のベスは、怪奇・幻想小説家ラブクラフトを崇拝する内向的な少女で、正反対な性格の2人は、いつも喧嘩ばかり。辺鄙な場所にある、叔母の家に着いたその日の夜、大男と女装した男の二人の暴漢が家に押し入ります。娘を守ろうとするポリーンは暴漢達を撃退する事に成功。そんな惨劇から、16年後ベスは憧れていた小説家として名声を上げましたが、ヴェラは精神を病み、今もあの家でポリーンと暮らしていました。ヴェラの事が気にかかっていたベスは、彼女に会いに再びあの家に戻りますが、そのことがきっかけで衝撃の事実に気づくのです。

感想と見所

題名にゴーストと言う言葉があるので、心霊ホラー映画なのか??と思われる方もいるかもしれませんが、これもしっかり人怖映画です。

二つの世界が混沌して進んでいくストーリー

あらすじで“娘を守ろうとするポリーンは暴漢達を撃退する事に成功”と話しましたが、本当は彼女の方が殺されており、2人の姉妹は暴漢に監禁されてしまうのです。そんな事実を受け入れたくないベスは、妄想の世界に入り込んでしまうんですね。

なので、それ以降の話は全部彼女の妄想。小説家として成功した事も、空想に過ぎません。妄想の中でヴェラに再開した事で、徐々に現実の世界に戻っていくのですが、見所はどこまでが現実で、どこまでが妄想世界なのか分からないところ。前半は2つの入れ替わりが実にスムーズでテンポが良く、楽しめました。

多彩な伏線

現実で起きている出来事が妄想の中でも違う形で起きており、伏線になっているので「なるほど、そうゆう事だったのか!」となる場面が多いのも魅力の一つ。例えば、空想の世界での不気味な物音は、現実世界での暴漢達の足音を再現していたり。明らかに「これ伏線だろ…」というわざとらしい感じではなく、ごく自然に妄想世界に溶け込こますのが実に上手な映画です。

ただ少女達の悲劇を描いた映画ではない

ラストは、暴漢達に諦めずに対抗し続けた2人が無事助けられ終えるのですが、ハッピーエンドとはいえ何の罪のない母と娘が襲われてしまう内容なので、後味がいいと言われると全くそんな事はありません。グロテスクな描写は少ないですが、暴力的な描写が多々あるので苦手な方は控えた方がよろしいかと思います…。しかしながら、最後に母の幽霊がベスを見送る場面はとても感動的でグッときました。現実世界を受け入れ、妄想世界に逃げる事をやめたベスが、惨劇に立ち向かっていく姿を見ると思わず「あきらめるな!」と応援したくなります。単に残酷な物語ではなく、家族との絆や愛情を描いている映画とも言えます。

まとめ

ホラー映画で我々人間は、心霊やエイリアン、ゾンビなどに襲われますが現実的考えるとに1番襲われる確率が高いのは、人間からだと思うんです。リアリティがあるからこそ、作品に没頭できハラハラしたスリルを味わえるのが“人怖ホラー映画”の最大の魅力。皆さんもこれをきっかけに人怖映画の世界にハマってみてはいかがでしょう?

福岡県のとある田舎在住。
約2年間天神のセレクトショップで販売を経験。
メンズのアイテムを使ったユニセックスなコーディネートが好き。
趣味はホラー映画鑑賞とゲームに漫画。

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