こんにちは!アパレル会社で働くmocchiです。
次々と流行が移り替わるファッション業界。必然的にファッション用語も新しい物が生まれたり、同じようなアイテムでも時代によって呼び名が変わったりします。
アパレル関係で仕事をしていると、より多くのファッション用語を耳にしますが、お恥ずかしながら明確に説明できない…といった用語も少なくありません。
このシリーズの記事では、基本的だけど意外と間違いやすいファッション用語・アイテムの違いを説明しようと思います。これからの服選びや、アパレル会社で働いている方は接客などの参考になれば幸いです!
意外に間違いやすいファッション用語・アイテム
第5回は、防寒対策としてもオシャレアイテムとしても活躍する『マフラー』と『ストール』の違いについてご紹介します!
今の寒い季節、身に付ける方が特に多いのではないでしょうか。2つの違い、皆さんは分かりますか?
それぞれの違いとは
マフラー
「マフラー」とは、主に冬に用いられる防寒用の首巻の事を指します。
幅が数十cmで、長さは1.5m〜2m位の細長い長方形型のモノが主流。素材はウールや、カシミヤ、アクリルなどが多く、寒さをしのぐため厚手の仕様になっています。
ちなみにこの“マフラー”という名称は、英語の「Muffle(包む、覆う)」が由来しているそうです。
ストール
一方、マフラーと比べ幅・長さともに広く、構成される柄や素材も様々なのが「ストール」です。
元々は、肩掛けとして使われていた為、マフラーより生地が薄めなのも特徴。よって、防寒目的だけでなくパーティースタイル時の肩掛けなど、ファッション小物としても重宝されているアイテムです。
春夏はコットンや麻などの軽めの素材、秋冬はウールやカシミヤなどの暖かな素材を選ぶ事で、シーズン問わずファッションに取り入れる事が可能です。
まとめ
以上、 『マフラー』と『ストール』の違いをご紹介しました。
簡単にまとめると、以下のようになります。
- マフラー➡冬に用いられる防寒用の首巻の事。生地が厚めで、素材は暖かなウールやカシミヤなどが多い。
- ストール➡ マフラーと比べ幅・長さともに広く、構成される柄や素材も様々 。防寒対策としてだけでなく、色々なシーン・季節に活用できる。
同じ首周りに身に付けるファッションアイテムですが、防寒に特化した物が「マフラー」。バリエーションの幅が広く、よりオシャレに特化した物が「ストール」と考えると分かりやすいかもしれません。
どちらにしても、コーディネートに1点プラスするだけで、いつもよりワンランク上のオシャレを楽しむ事ができる、優秀なアイテムです。
ぜひ皆さんも、着こなしに取り入れてみて下さいね♪