この違い説明できる?間違いやすいファッション用語・アイテム(5)〜マフラー編〜

ファッション

こんにちは!アパレル会社で働くmocchiです。

次々と流行が移り替わるファッション業界。必然的にファッション用語も新しい物が生まれたり、同じようなアイテムでも時代によって呼び名が変わったりします。

アパレル関係で仕事をしていると、より多くのファッション用語を耳にしますが、お恥ずかしながら明確に説明できない…といった用語も少なくありません。

このシリーズの記事では、基本的だけど意外と間違いやすいファッション用語・アイテムの違いを説明しようと思います。これからの服選びや、アパレル会社で働いている方は接客などの参考になれば幸いです!

意外に間違いやすいファッション用語・アイテム

第5回は、防寒対策としてもオシャレアイテムとしても活躍する『マフラー』『ストール』の違いについてご紹介します!

今の寒い季節、身に付ける方が特に多いのではないでしょうか。2つの違い、皆さんは分かりますか?

それぞれの違いとは

マフラー

マフラー」とは、主に冬に用いられる防寒用の首巻の事を指します。

幅が数十cmで、長さは1.5m〜2m位の細長い長方形型のモノが主流。素材はウールや、カシミヤ、アクリルなどが多く、寒さをしのぐため厚手の仕様になっています。

ちなみにこの“マフラー”という名称は、英語の「Muffle(包む、覆う)」が由来しているそうです。

豆知識

マフラーと同じような暖かい素材で構成され、切れ目のない輪っか状の首巻の事「スヌード」と呼びます。

マフラー同様、主に防寒対策として用いられています。

元来、スヌードはスコットランドの未婚女性が身につけるヘアバンドを指す言葉でしたが、2009年に発表された“秋冬バーバリープローサムのコレクション”が火付け役となり、冬のおしゃれアイテムとして一躍注目されるようになりました。

ストール

一方、マフラーと比べ幅・長さともに広く、構成される柄や素材も様々なのが「ストール」です。

元々は、肩掛けとして使われていた為、マフラーより生地が薄めなのも特徴。よって、防寒目的だけでなくパーティースタイル時の肩掛けなど、ファッション小物としても重宝されているアイテムです。

春夏はコットンや麻などの軽めの素材、秋冬はウールやカシミヤなどの暖かな素材を選ぶ事で、シーズン問わずファッションに取り入れる事が可能です。

まとめ

以上、 『マフラー』と『ストール』の違いをご紹介しました。

簡単にまとめると、以下のようになります。

  • マフラー冬に用いられる防寒用の首巻の事。生地が厚めで、素材は暖かなウールやカシミヤなどが多い
  • ストールマフラーと比べ幅・長さともに広く、構成される柄や素材も様々防寒対策としてだけでなく、色々なシーン・季節に活用できる。

同じ首周りに身に付けるファッションアイテムですが、防寒に特化した物が「マフラー」。バリエーションの幅が広く、よりオシャレに特化した物が「ストール」と考えると分かりやすいかもしれません。

どちらにしても、コーディネートに1点プラスするだけで、いつもよりワンランク上のオシャレを楽しむ事ができる、優秀なアイテムです。

ぜひ皆さんも、着こなしに取り入れてみて下さいね♪