この違い説明できる?間違いやすいファッション用語・アイテム(6)〜アンティーク編〜

ファッション

こんにちは!アパレル会社で働くmocchiです。

次々と流行が移り替わるファッション業界。必然的にファッション用語も新しい物が生まれたり、同じようなアイテムでも時代によって呼び名が変わったりします。

アパレル関係で仕事をしていると、より多くのファッション用語を耳にしますが、お恥ずかしながら明確に説明できない…といった用語も少なくありません。

このシリーズの記事では、基本的だけど意外と間違いやすいファッション用語・アイテムの違いを説明しようと思います。これからの服選びや、アパレル会社で働いている方は接客などの参考になれば幸いです!

意外に間違いやすいファッション用語・アイテム

第6回である今回は、「アンティーク」「ヴィンテージ」の違いについて解説していきたいと思います。

時計などの装飾品に対して使われる事が多い、この二つのワード。2つの違い、皆さんは分かりますか?

それぞれの違いとは

アンティーク

「アンティーク」か「ヴィンテージ」かの基準は、製造してから経った年月によって判断されています。

「アンティーク」とは、アメリカが定めた通称関税法で“製造された時点から100年以上経過した手工芸品や工芸品、美術品”と記されており、主に希少で芸術的価値が高い物を指します。

豆知識

「アンティーク」とは元来フランス語で“骨董品”という意味。

ラテン語で“古い”という意味の“Antiquus(アンティクウス)”が語源となっており、古来ではギリシャやローマ時代の遺物に対して用いられた言葉だったようです。

ヴィンテージ

一方「 ヴィンテージ 」とは、製造から約2,30年~99年経過した物の事を指します。

“レトロで味わいが出ている品物で「アンティーク」よりも新しい年代の物”と考えると分かりやすいでしょう。

豆知識

ちなみに、「ヴィンテージ」の語源もフランス語。

本来ワインの用語で、ぶどうの収穫年が記載されているワインのことをヴィンテージワインと呼んでいました。

時代とともに意味合いが変化し、当たり年の希少価値の高いワインを指すようになったそうです。

まとめ

以上、 アンティーク『 ヴィンテージ 』の違いをご紹介しました。

簡単にまとめると、以下のようになります。

アンティーク ➡ 製造された時点から100年以上経過した、希少で芸術的価値が高い物を指す。

ヴィンテージ➡ 「アンティーク」よりも比較的新しい年代に造られた、希少価値の高い物。明確にはされていないが、製造から約2,30~99年経過した物を指す傾向にある。

さらにもう1つ、品質の違いもあげられます。

古美術品や骨董品といった、芸術性の高いものが「アンティーク」と呼ばれる傾向にあるのに対し、「ヴィンテージ」は靴やジーンズといった実用性の高い物が対象になる事が多いです。

確かに、「ヴィンテージ 」のジーンズというワードは良く耳にしますが、「アンティーク」のジーンズという言葉は聞かない気がしますね。

ただ、どちらのアイテムも長い間人々の中で大切にされてきた価値のある製品だという事に変わりはありません。皆さんも、日々の暮らしに「アンティーク」や「ヴィンテージ」と呼ばれるアイテムを、取り入れてみてはいかがでしょうか?