こんにちは。福岡のアパレル会社で働くochiです。
このブログでは以前から度々福岡市内の美術館について書いてきましたが、実は!福岡市内にある美術館の中で、あと1つ行っていない美術館があったのです!
その場所とは…、
『福岡県立美術館』です!
ということで、今回は福岡のど真ん中“天神”にある『福岡県立美術館』について紹介します!
福岡県立美術館とは?
住所 | 福岡県福岡市中央区天神5丁目2-1 |
営業時間 | 9:00〜18:00 展覧会→10:00~18:00(入場は17:30まで) 美術図書室→9:00~12:00、13:00~17:30 |
定休日 | 月曜日(祝休日の場合は翌平日)、年末年始 |
『福岡県立美術館』は、福岡市天神の須崎公園内にある県立の美術館です。
元々は1964年に美術館と図書館の複合施設『福岡県文化会館』が開館しましたが、1985年には図書館と分離し『福岡県立美術館』としてリニューアルしました。
地下鉄天神駅からは徒歩10分程で到着するので気軽に行きやすいのも嬉しいですね♪
展覧会は観覧料が掛かりますが、館内には無料で入ることができますよ。
館内の様子
それではさっそく館内を紹介していきます!
6月の中旬に美術館へ行った私たち。
4階の展示室では、今回の美術館の主役『コレクション展Ⅱ 髙島野十郎の世界』が開催されていました。
これまで行った美術館と違い展示室の中は写真禁止でしたが、その分集中して絵を観ることができました。
広い展示室の中では、久留米生まれの洋画家“髙島野十郎”さんが描かれた画が「青年期」「滞欧期」などの時代に分けて展示されていて、1枚1枚画を見ていくごとに野十郎さんの人生も一緒に辿っているような感覚を覚えます。
観覧料大人1人210円で大満足の展覧会でした!『コレクション展Ⅱ 髙島野十郎の世界』は、2022年6月11日から9月1日まで開催されています。気になった方はぜひ!
【4階】美術図書室
こちらは同じく4階にある「美術図書室」。
こんながっつり図書室!という図書室はなんだか久しぶりでドキドキしながら入りました…!
「美術図書室」という名の通り、美術に関する本(といっても歌舞伎の本や“ベルばら”の漫画などもあり、幅広いラインナップでした!)が約4万冊揃い閲覧出来ます。
【4階】ビデオブース
図書室の隣には「ビデオブース」があります。
こちらはコロナウイルス対策のため利用休止になっていましたが、通常は美術に関して紹介する番組のビデオを視聴できるそうです。
更にそのまま道なりに進むと、全国各地の美術館のフライヤーが地域別に分けて並んでいます。こんな時期だからこそ、他県のイベントを知れることがより嬉しい気持ちになりました!
【3階】
3階は展示室が4部屋もあるとのことですが、今回は全て閉まっていて入れないようになっていました。
今回の展示は4階でしたが、3階の展示室が共催展として使われたり、また展示がない時は展示スペースとして一般の方の利用も出来るそうです。
ちなみに4階から3階へ向かう階段は、天井が吹き抜けになっていてとてもお洒落でした!
【2階】ハイビジョンギャラリー
続いて2階にある「ハイビジョンギャラリー」。
こちらでは、19世紀フランス絵画の名作や所蔵作品について解説付きの紹介映像を上映しています。今回は4階で開催されている『コレクション展Ⅱ 髙島野十郎の世界』についての映像が流れていました。
奥には展覧会を見た後にひと休みできるような椅子が置かれているスペースもありました!
【1階】県立美術館喫茶室
最後は、1階の入り口すぐの場所にあるカフェ「県立美術館喫茶室」です。
こちらは2022年の今年1月にリニューアルしたばかり!
広く落ち着いた雰囲気のこちらのカフェでは、美味しい珈琲とパンやスイーツをいただけます。
「県立美術館喫茶室」については、また次のブログで更に詳しく紹介します。お楽しみに!
いかがでしたか?
今回は天神にある美術館『福岡県立美術館』について紹介しました。
ちなみにこの『福岡県立美術館』は2029年を開館目標に、大濠公園への移転が決まっています。
福岡市美術館の隣にできるということでこちらも今から楽しみですが、のんびりと静かな空間が味わえる今の場所が無くなるのはちょっと淋しい…!
ただ閉館まではまだ時間があるので、気になった方はぜひ今のうちに沢山訪れてみてくださいね♪