アートも楽しめる街”福岡市” 市内の魅力的な美術館をご紹介!

お出かけスポット

こんにちは。美術館巡りが好きなmocchiです!

福岡市といえば、買い物やグルメが楽しめる都市として人気の観光地でもありますが、実は美術館巡りにおすすめの地でもあるんです!

現に、福岡市内には3つもの美術館があり、それぞれ違ったアート作品を楽しむ事ができるんですよ♪

今回は福岡市内にある美術館『福岡アジア美術館』『福岡市美術館』『福岡県立美術館』の特徴と、おすすめポイントをご紹介したいと思います。

福岡市内で楽しめる3つの美術館

『福岡県立美術館』

住所〒810-0001
福岡県福岡市中央区天神5丁目2−1
開館時間10:00~18:00
定休日月曜日(祝日等の場合は翌平日に振替)、12月28日~1月4日
特徴

1964年、前身である“福岡文化会館”が完成。その約20年後、美術館と図書館が分離され、1985年文化の日に福岡県立美術館として再スタートを切りました。

福岡県に関係のある作家や美術品を取り扱い、近世〜近現代までの美術作品を約1万点所蔵。

日本の近代洋画から工芸品に至るまで、数多くのジャンルの作品がコレクションされているんです。

コレクションの特徴
観覧料展覧会により異なる

私が訪れた時期は、久留米市出身の「髙島野十郎」という画家の展示会中でした。髙島野十郎は、この美術館が特に調査を続けてきた人物で、そのコレクションは国内随一の140点に登るとの事。

比較的こじんまりした造りの館内ですが、質・量共に素晴らしいコレクションを鑑賞する事ができます。

今回のコレクションでは見ることはできませんでしたが、博多織などの染物尾形家絵画資料(江戸時代、黒田藩に仕えた尾形家に置いて引き継がれてきた模写や下絵等。福岡指定文化財にもなっている。)など、絵画以外にも貴重な美術品が所蔵されているそうです。

おすすめポイント

この美術館のおすすめスポットは、まるで純喫茶の様なカフェ「県立美術館喫茶室」。一階の入り口近くにあり、気軽に立ち寄る事ができます。

サイフォン式で入れられたコーヒーは柔らかく、上品な味わいが特徴的。ヴィンテージな家具に囲まれながら味わうティータイムは至福のひと時です。

アップルパイやアイスなどのデザート、パンも注文できます。

周りは緑に囲まれており、都会の騒がしさを忘れられる居心地も抜群。チケットの半券を見せれば50円オフになるので、ぜひ帰りに立ち寄ってみてくださいね。

『福岡市美術館』

住所〒810-0051
福岡市中央区大濠公園1-6
開館時間9:00~17:30
(7~10月の金・土曜日は20:00まで)
定休日月曜日(祝日等の場合は翌平日に振替)、12月28日~1月4日
特徴

福岡市美術館とは、大濠公園内に1979年に誕生した市立美術館。古美術から近現代美術まで所蔵されています。

実は、2019年には改修工事を経てリニューアルオープンされており、以前からの建築や雰囲気は大事に残しつつ、大濠公園側からの入り口などが新しくなりました。

入り口にあるのは、美術館のトレードマークとも言える草間彌生の作品“南瓜”です。

コレクションの特徴
コレクション展 古美術より “薬師如来とそれを囲む十二神将の像”
コレクション展
企画展
入場料
一般    200円
高・大生  150円
中学生以下 無料

《コレクション展示室 古美術》では、“東光院のみほとけ(2022年4月1日〜2023年3月31日)”の期間中、重要文化財を含む木彫像などを鑑賞する事ができます。

アジア美術館に比べ、日本独自の創造美を存分に味わうことができるでしょう。

また、《コレクション展示室 近現代美術》では近代作品に触れることも可能です。

コレクション展 近現代美術より 『桜を放つ女性』(2019年) 作・インカジョニバレCBE

“サルバドール・ダリ”や“レオナール・フジタ”など、世界的に超有名な画家の絵を間近で見ることができるかも!

おすすめポイント
コレクション展 近現代美術より “KYNE《Untitled》2020年

福岡県立美術館は、入場料たった200円で「コレクション展示室 古美術」と「近現代美術室ABC」に入館する事ができるんです。

かなり広大な面積で1つ1つ作品を見ていくと、あっという間に時間が過ぎ去ってしまいました。

ここでご紹介する3つの美術館の中では、1番ボリュームと広さのある美術館です。近現代〜古代、日本から世界まで、幅広いジャンルの作品に出会うことができる点も大きな魅力。

『福岡アジア美術館』

住所〒812-0027
福岡県福岡市博多区下川端町3-1
開館時間9:30〜19:30
(金・土のみ20:00まで)
※時間変更の可能性あり
定休日水曜日(祝日等の場合は翌平日に振替)、12月26日~1月1日
特徴

1999年に誕生した、世界で唯一のアジア近現代美術専門の美術館。

アジア近現代の美術作品を系統別に収集・展示しており、アジアの「いま」と出会うことができます。

アジアから美術作家や研究者を招待し、滞在制作やアジア研究、ワークショップ、パフォーマンス、講演会などの活動も行っているそう。

コレクションの特徴
アジアギャラリー
入場料
一般    200円
高・大生  150円
中学生以下 無料

アジアギャラリーという場所では、数々のアジア近代美術作品を鑑賞する事ができます。

展示物の系統ごとに分かれているので、あまり美術に詳しくない方でも分かりやすく作品の鑑賞することができるでしょう。

アジア圏特有の顔の描き方や絵のタッチは、よく目にする西洋のアートとはまた違い、独創的で面白いです。

おススメポイント“ミュージアムショップ”
アジア美術館のオリジナルグッズや雑貨、展覧会の図録たち

アジア美術館では“ミュージアムショップ”が設けられており、アジアに関連のある雑貨や美術品が取り揃えられています。

インドの商都ムンバイで高級紙を製造・販売してきた「チマンラール」が造った美しいカードや封筒

日本では見る事ができない、独特な色使いや模様使いが新鮮なアイテムばかり。珍しくも美しいグッズ達は、眺めているだけでも楽しいです。

まとめ

いかがでしたか?

こうやって比べてみて見ると、展示品の特徴がはっきり分かり、それぞれの美術館の魅力がより鮮明になります。

また、建築物そのものやカフェ、ショップにも魅力がたっぷり詰まっているで、作品の鑑賞だけでなく、様々な方法で美術館を満喫してくださいね。