みなさん、こんにちは!福岡のアパレル会社で働くmocchiです。
夏になり、サンダルコーデが楽しめる季節がやってきました。ここ数年、私はレザー素材のサンダルを愛用しているのですが、ふと靴に目をやると…あれ、なんか汚れがすごくに気なる!
革の光沢は薄くなっているし、水垢らしき汚れがついてる??そして、紐のほつれまで…。
「これはどうにかしなければ!!」という事で、今回は簡単に出来るレザーサンダルのお手入れ方法を調べてみました。
レザーサンダルのケアでお困りの方、ぜひ参考にしてみて下さいね!
レザーサンダルのお手入れ方法
長い間履き続けているので、水垢やほこりなど多くの汚れがついているのが分かります…。
1.汚れを落とす
表面の汚れ
1.タオルをぬるま湯に付けて固く絞り、表面の汚れをふき取る(レザー素材なので水気は固く絞る)。
2.水拭きだけでは、全ての汚れはなかなか除去出来ません。革製品専用クリーナーを使い、落ちなかった汚れを落としましょう!
布などにクリーナーを付け、優しく汚れを拭き取ります。
水拭き&専用クリーナーで磨くだけでも、ツヤが戻りここまで綺麗になりました!
専用クリーナーが無い場合は、刺激の少ない中性洗剤(おしゃれ着洗い洗剤)などでも代用できるそうなので、試してみました。
方法としては、水で濡らし固く絞ったタオルに洗剤を適量馴染ませて拭くだけ。
表面の汚れは取れたように思えます!ツヤはクリーナーほどでませんが、見た目は綺麗です。
ただ、クリーナーとどれくいらい洗浄力が違うのか比べてみた所、“専用クリーナー”の圧勝!
代用クリーナーは軽い汚れなどには対応出来ますが、頑固な油性の汚れまでは綺麗に出来ませんでした。
保湿成分なども配合されていないため、応急処置程度に使用するのが良さそうです。
糸のほつれ
ライター!
個人的に、最近一番気になっていたのが“糸のほつれ”!!
切っても切っても糸がほつれ、気づくとフリンジのように糸が出ているんです…。調べてみた所「ライターで紐をあぶって固める」という方法が良いとの事…。こちらも、早速試してみる事にしました。
手順としては、
1.ほつれた糸をハサミで短くする
2.糸の先を、火であぶる
そうすると、本当に熱で糸がクルっと固まりました!!
これは、簡単!もっと早く知りたかった…。使うのはライターなどの火が出る装置だけなので、誰でも手軽にできますよ♪
匂い
革靴の匂い消しとしてオススメなのはズバリ「重曹」!吸湿性があるので、革靴の湿気と嫌な臭いを吸い取ってくれるんです。
手順としては、
1.ビニール袋に靴を入れ、靴底を中心に重曹を振りかける
2.一晩ほど放置し、重曹を取り除く
こちらも手順は、超簡単。革や専用クリーナーの独特な臭いも見事にスッキリ取れました!写真でお伝えすることができないのが残念…!
重曹はアルカリ性でもあるので、臭いの原因ともなる酸性の汚れ(皮脂汚れなど)を落とすのに、ピッタリなんです。
消臭効果が比較的高いのは、重曹を直接振りかける方法だと言われています。ただ、この方法だと靴を履くときに重曹を取り除いたり、ふり払ったりするのに少々手間がかかりました!
日々のケアでは、使わない靴下やストッキングなどに重曹を詰めてから、靴と一緒に置いておくのがおすすめです。
美しく仕上げるために
クリームを塗ってさらに美しく!
革にとって乾燥は大敵!ひび割れをなどを防ぐためにも、保湿効果のあるクリームなどでしっかり革靴に潤いを与えてあげましょう。
靴クリームには主に乳化性クリームと油性ワックスの2種類がありますが、それぞれの特性がやや違っています。
乳化性クリームの主成分は「水、油、蝋」。水分が入っているので潤いを与え、油分で栄養を補給してくれます。自然な光沢も出してくれるので、とりあえず持っておくならこちらがおすすめ。
一方、油性ワックスの主成分は「油、蝋」など。水分は含まれていない物が多い様です。乳化性クリームよりもオイル感があり、しっかりと光沢感を出してくれるのが特徴的。
ただ水分補給ができないので乳化性クリームなどと併用し、保湿してあげる方がベターです。
日頃から心掛けたい事
一日中履いた靴、ついついそのまま玄関に放置しちゃいますよね…。しかし!長く履くには毎日のちょっとした心がけも大切。
レザーサンダルのために、ズボラな私でも日々出来そうな心がけをピックアップしたので、ぜひ参考にしてみて♪
帰宅後は、表面のホコリなどを取り除く
チリやほこり程度、そんなに気にしなくていいのでは?思ってしまいますが、実はこれが革の水分や油分を奪ってしまう原因となります!
見た目も悪くなるだけでなく革の乾燥を防ぐ役割もあるので、その日に付いたほこり汚れはその日のうちに、ブラシなどでサッと取り除きましょう。
毎日履くのは避ける
終日履いたサンダルは、汗や湿気をかなり吸い込んでいます!特に日本の夏は蒸し暑く、湿度も高いので靴全体をしっかり乾燥させるのがベスト。
また、毎日同じサンダルを履くとダメージが蓄積されるので、連続して履かないようにするとより長持ちすると言われています。
適度に、汗や湿気をリセットさせる事が大切です。
まとめ 長く履けるかは手入れ次第!
暑い季節に履き続けることで、他の靴と比べ汚れや匂いが気になるサンダル。特に水洗いできない“レザー”素材だと、手入れ方法が難しいのでは?と思ってしまいますよね。
よって、ついつい手入れを怠ってしまいがちですが、必要な道具さえあればどなたでも簡単にレザーの美しさを復活させる事が可能です。
日頃から定期的にケアを施し、長く•美しく履き続けていける様、ぜひご紹介した方法を試してみてくださいね。