タグで分かるファッション業界のSDGs

ファッション

こんにちは、福岡のアパレル会社で働くochiです。

今日あるお店で服を購入した時に、プライスや取扱いタグと一緒に、このようなタグが付いていました。

服を買い、このようなタグが付いているのを見たのは初めて!

ちょっと気になり調べてみたところ、このタグには《RECYCLE COTTON 》《RECYCLED POLYESTER 》と書いていました。

このような試みは《SDGs》として、日本だけでなく世界的なアパレル企業も導入している取り組みとのこと。

それでは、アパレル会社におけるSDGsについて考えてみましょう!

アパレル会社におけるSDGsとは?

アパレル会社における《SDGs》といってもその問題はさまざまです。

そもそも《SDGs》というのは「持続可能な開発目標」であり、その大きなテーマの中に更に17の目標があります。

その内容は『貧困をなくそう』や『ジェンダー平等』など。

その中で、アパレル会社として取り組める所…、最初は多様性な社会の為にメンズ・レディースの枠を取っ払うジェンダーフリーや、服の廃棄・焼却が問題になっているのでゴミ問題くらい?と思いきや、改めて考えると、ほぼ全ての目標に対してアパレル会社も取り組まなければならない内容なんだと感じました。

そしてそれは私自身も決して他人事ではありません。

このブログでも時折、ジェンダーレスコスメやファッションについて書いていますが、それは様々な会社の《SDGs》に対する取り組みに影響されている所があります。

実際のアパレル会社の取り組み

例えばローリーズファームなどのブランドを持つアダストリアでは、2025 年までにコットンを使用した全ての商品にサステナブルな原料を取り入れることを目標にしていて、既に積極的に商品に使用しているそうです。

コットン以外の商品でも、リサイクル素材や植物由来 などのサステナブルな素材を使用したり、デニムなどでは水使用量の少ないオゾンブリーチ加工など、服ができるまでにおける環境負荷の低減に取り組んでいるとのこと。

紹介した取り組みは一部ですが、自分も慣れ親しんでいるブランドでも《SDGs》に対する取り組みが既にされていたことが少し驚いたのと同時に、私自身もまた《SDGs》について考え直すきっかけになりました。他にもこういった取り組みをしているアパレル会社はあると思いますが、更に増えて皆んなが知っている当たり前な取り組みになればいいなと思います。

個人でできる取り組み

私の場合、今回服を購入し家に帰ってタグを切るまでは、買った商品がこんなにもサステナブルな原料や素材で作られていることに気付きませんでした。

値段やコットンやポリなどの種類に関してはタグを見たり店員さんに聞き知っていたのに対して、《この商品はサステナブル》なのか?を考えることは新たな気付きでした。

今日は買った後にでしたが、今後は買う前に気付けると服を買うことでも簡単にSDGsに取り組むことができるし、今回のお店のようにSDGsのタグで付いていると、私たち購買者も分かりやすい!


いかがでしたか?

今回このブログを書いて、ファッションを素材で選ぶように、今後はどんなエコな商品なのかを比較の対象として購入したりする未来に、更になっていくのかなと感じました。

私自身もまだまだSDGsやリサイクルに対してしっかり取り組みが出来ているとは言えません。いちアパレル会社で働く者として、こういったSDGsやリユース素材などの面も、お客様にきちんと提案していきたいなと思う、良いきっかけになった今日のお買い物でした。

アパレルで働く博多のアラサー。好きなものは推しと生クリームとTHAILAND。

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